【全国3位】奈良県 私立西大和学園の秘密【東大京大合格者数】

 

2015年9月5日(土)放送、世界一受けたい授業で紹介された、私立西大和学園(奈良県)。奇跡の学園とも呼ばれる東大京大合格者数全国3位の進学校が番宣CMから気になっていた。というのも、荒れていた学校がこれほどまでの学習成果を出す秘密が知りたかったからだ。受験というテーマから奇跡の逆転劇のイメージは有村架純さん主演映画、ビリギャルが思い起こされるが、この学校版が実在しているのだから、その秘密を知りたくなるのも当然。

という事で、今回は一週間待った私立西大和学園の秘密をストックしてみよう。さて、どんな秘密が飛び出すのやら。楽しみ、楽しみ。

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奈良県 私立西大和学園とは?

私立西大和学園は、奈良県北葛城郡にある中高一貫校である。
公式HP:http://www.nishiyamato.ed.jp/ny/

1986年創設当初は、窓から机が飛んで来たり、街で喧嘩したりと荒れた学校だった。偏差値も低く、公立高校の滑り止めだったそうだ。しかし、創立から僅か4年で東京大学大合格者を1人輩出し、8年目には5人、10年目には10人、15年目には15人、20年目には27人と合格者を増やした。2013年、東大京大合格者数は、開成高校176人(東京)、灘高校146人(兵庫)に続いて西大和学園111人(奈良県)と全国3位の成績をおさめた奇跡の学園なのだ。そんな超進学校にも関わらず、学園生のほとんどが塾や予備校にも通わず学園の勉強のみだという。その点だけでも非常に興味深いと言える。

奈良県 私立西大和学園快進撃の秘密

荒れた学園が東大京大進学者数を全国3位まで伸し上げた秘密を世界一受けたい授業でレクチャーしてくれるのが、私立西大和学園創立者、田野瀬 良太郎先生(71歳)。そして、西大和学園へ一日体験入学したのが、

E-girls 石井杏奈(17歳)。彼女の一日学園を通してその秘密をまとめてみよう。

1クラス50人

日本の高校の一クラスの平均人数は36人。それを大きく上回る1クラス50人。元々1クラス30人だったが、数が少ないが故にアットホームになり過ぎて成績が落ちた経験により、生徒たちの競争心を煽る目的も含めて1クラス50人にした。

ホームルームで小テスト

毎朝、ホームルームで6分間の小テストが行われる。それに加え、毎週火曜日の放課後、復習テストが行われる。通常、中間考査や定期考査が行われるが、それでは勉強につまづいた子の発見が遅くなる。そのため、一週間スパンで子供たちの学力をチェックする事により、落ちこぼれを未然に防ぐ目的で小テストを実施している。

中学2年から大学受験に向けた学習を始める

中高一貫校の強みを生かし、中学2年から大学受験に向けた「多読」という授業が組み込まれる。この「多読」は中学2、3年生で行う授業。図書館にある約5千冊の本の中から好きな本を選んで読むというもの。洋書の表紙には、その本に書かれた英語の単語数が書かれている。授業は、

  • 最初は単語数100の絵本からスタート。
  • 辞書を引くのは禁止。
  • 単語の意味が分からなければ読み飛ばすしドンドン読み進める。
  • 本の内容が面白く無ければ直ぐに辞めて別の本を探す。
  • CDで同じ本を内容を聞きながら読み進める。
  • そうしながら徐々に単語数を増やして行く。

というルールで行われる。田野瀬先生の話では単語の意味が分からなくても、そのうち分かるようになるのだとか。2年間で単語数約7万7千語ある「ハリーポッター」を読めるようになる生徒もいるそうだ。


Harry Potter and the Sorcerer’s Stone

副教科の授業は全て英語

数学・国語・社会などの主要科目は受験との兼ね合いもあるため日本語で授業が進められるが、体育・美術・音楽などの副教科の授業は全て英語で行われる。この英語の取り組む学園の姿勢には、「グローバルリーダーになれる人材の育成」を望む田野瀬先生の想いがあった。その為に、ホームステイなどの制度もある。

iPadをフル活用


iPad Air 2 Wi-Fiモデル 64GB MH182J/A ゴールド

iPadの画像を黒板に投影し授業を行う。iPadを使う事により、先生が黒板に書く時間の手間を省くことが出来るため、授業をドンドン進める事が可能となった。さらに、授業に使う資料作成などへの教師の負担が少なくなり、より質の高い教育が行える。理科や社会では資料集よりも詳しい画像を見せ、数学ではより詳しい解説を見る事が出来る。

数学の授業ではグループワーク

数学の授業では、生徒同士で問題を解くグループワークを採用。先生の授業に疑問点が出ても友達同士で問題を解決出来るメリットなどが挙げられた。

高校2年の中間で高校3年までの授業を消化

高校2年の中間で高校3年までの授業を消化し、残りの1年半を大学受験をターゲットに学習するシステム。そうする事により、大学受験勉強が効率よく行われる。

課外活動に力を入れると更に学力はアップ

私立西大和学園では、

  • ファームステイ(農家へ二泊三日)
  • アカウミガメの産卵観察
  • 富士登山
  • 関西国際空港税関体験見学
  • 大学付属病院体験見学
  • アジア海外探求プログラム

など39もの課外活動を用意。中でも人気が高いのが、高校1年生、2年生が参加出来る、東大サマープログラム。現役東大生や起業した東大OBとの対話の中で自分の将来や東大へ合格したいという気持ちを高める事が出来る。受験のための勉強じゃ無く、自分の将来のための勉強だと気づかせて上げる事が大事。結果的に勉強にも熱が入るという好循環が生まれる。田野瀬先生は、課外授業を充実させた事で東大京大への合格率が飛躍的に伸びたのだと語る。

放課後の先生の努力

午後5時50分、私立西大和学園では沢山の先生が生徒の相談に乗っている姿が見られる。放課後の4時から6時半まで生徒の相談を受け付けているそうだ。生徒の相談を受ければ30分から1時間の時間が必要となる。その後、生徒の親御さんとの密なコミュニケーションの為の電話。電話を毎日掛けるのでは無く、生徒が頑張っているタイミングで家に電話を掛ける。親が学校に疑問を持つと、それが子供に乗り移って先生の言う事も聞かないし勉強もしなくなる。電話でのコミュニケーションは、その事態を未然に防ぐ効果がある。

先生のモチベーションを上げる細かな役職

先生のモチベーションを上げる方法は細かな役職。細かな役職を増やす事によって、先生のやる気や責任感を育てる事が出来る。しかし、その役職が給料に反映される事は無いそうだ。

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奇跡の学園まとめ

一般の高校とは違ったユニークな方法やきめ細かい学習プログラムなど、様々な秘密が理解出来た。ボクの知り合いの中に、息子さんを東大へ入学させた人生の師匠が居る。そのお方が教えてくれた望みの学校へ合格する方法がある。それが、

息子が行きたい学校へ連れて行け!!!。

というものだった。勉強が出来なくても、成績が悪くても、自分が行きたいと思った学校へ連れて行き、フェンス越しからでも、その学校の生徒の姿を見せるだけで合格する。というのも、自分が行きたい場所のイメージが明確になる。イコール、目標が具体化されるので、勉強が嫌いでも、勉強が出来なくても勉強するしか無くなる。結果的に勉強しなければならないと自覚し、自分で勝手に勉強を開始し志望校へ合格してしまうという考え方。勉強は一日でも早くスタートした方が有利に決まっている。なので、志望校を早く聞き出し早い間に連れて行く事が重要。

東大サマープログラムの場面でその事が頭を過った。やはり何かを成し遂げるためには、イメージ力が大きな力になるのだとあらためて思った。現存する全ての高校でも志望校への訪問は行われている。我が子も何度もそんなイベントに参加していた。しかし、やりたい事、行きたい所が明確では無ければ、どんなイベントに参加しても同じ事。まずは、将来なりたい職業や将来行きたい学校を明確に自分で決めてしまう事が最優先なのだろう。多くの子供たちはそこで悩んでいるのが実情だ。そして、その答えを導き出せない親。子供の夢を聞き出そうとしても、厳しい言葉で子供攻めてしまう結果になったり。これがハリネズミのジレンマと言うモノなのだろうか?。

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